日本三大うどんと言えば、香川の「讃岐うどん」と秋田の「稲庭うどん」と群馬の「水沢うどん」。
これには諸説あって、「水沢うどん」の代わりに長崎の「五島うどん」や愛知の「きしめん」を入れるパターンもあるようですが、定まってない枠の中で筆頭格なのが「水沢うどん」です。
でも、そこら中にお店がある「讃岐うどん」と違って、「水沢うどん」のお店なんて見たことがありません。
幼少のころから母の実家がある群馬県をちょくちょく訪れ、今は住んでいるのにも関わらず食べた記憶がないんです。
これはちょっと勿体ない・・・ということで、食べに行ってきました。
(稲庭うどんも乾麺と冷凍食品しか食べたことがないような気がしますが、それはそれ(^^ゞ)
「水沢うどん」は前橋市のお隣の渋川市の名物で、伊香保温泉にほど近い「水沢うどん街道」にある十数件のお店が本場だそうで、ウチからだと車で30分ほどでいけます。
毎日片道1時間以上かけて車通勤している身としてはもはや近場感覚です(;^_^A
ナビを頼りに行ってみると、山道沿いの500メートルの間に大規模うどん店が10店ほど立ち並ぶエリアがありました。
別に特に奇抜な光景というわけでもないのですが、なんだか凄く違和感がありましたね・・・(;^ω^)
お店については事前に調べていませんでしたが、大規模うどん店の中でもひと際大きな店舗を持ち、駐車場が混んでいて安心感があった「大澤屋」さんにしました。
時間は11時半ぐらいでお客さんが次から次へとやってきていましたが、そもそもの座席数が多い上に回転も速いため、並ぶことなくすぐに宴会場のような大広間のテーブル席に通されました。
メニューはとてもシンプル。
基本的には「ざるうどんor釜揚げうどん」と「天ぷら」と「小鉢」の組み合わせのセットだけです。
その中で「ざるうどん」と「舞茸の天ぷら」のセットと、通常のツユとは別にゴマダレもオーダーしました。
肝心の味はというと、うどんはコシを残しつつ、表面はツルツルかつモチモチ。
讃岐と稲庭の中間のイメージです。(稲庭は冷凍うどんの感想ですケド(;^_^A))
標準ツユもゴマダレも舞茸の天ぷらもいい意味で普通で、とても美味しかったです(*^^*)
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いいお店でしたが、ちょっとだけ残念だったのがトイレ。
お店とは別の建物で、一昔前の高速道路のサービスエリアのトイレを彷彿とさせる造りをしています。
小便器がずらーっと並んでいるのですが、その一つ一つが子供用なんじゃないかと思うぐらいに小さい!(◎_◎;)
コストコのデカすぎる小便器と比べると5分の3ぐらいのサイズです。
コレ背が高い人は困るんじゃないかと・・・(-_-;)