徒然なるままお散歩日記(仮)

仕事を辞めてIターン。母との散歩が日課の男の日記です(;^_^A

母の手術入院

3連休前の木曜日に母が手術前入院してしまいました。
当初の予定より1週間早い入院です。
メチャクチャ心配ですが、すい臓がんはそもそも手術できることの方が少ないということで、まずは手術できることを願い、それを有難く思うしかありません。

手術前に行う抗がん剤治療は最初の1週間はあまり副作用もなかったのですが、それ以降はツラそうでした。
具体的には指先の痺れ、足のむくみ、口内炎、しみそばかすが増える等。
また、抗がん剤使用中はインスリンを打っても血糖値が下がりにくい傾向がありました。

手術するにはまず、抗がん剤後のCTやPET検査で転移が確認できないこと。血糖値が下がっていること。その他大きな問題がないことが条件です。
胆のう炎は回復したし、ひとまずこの条件はクリアできているのですが、まだ安心できない。
どんなに検査しても結局は、実際に見てみないとわからないことも多いらしく、お腹を開けた後に最初にがん細胞チェックを行い、
それに合格しない場合は、そのままお腹を閉じるんだそうです・・・。


母が受けるのは「すい頭十二指腸切除術」というもの。
最も体に負担のかかる大手術の一つで、予想所要時間は12時間です。
悪いところを切除するだけでなく、手術後にご飯を食べたときに問題がないように消化器を再建しないといけないですからね。

すい頭は胆管や十二指腸などいろいろな臓器が絡む部分なので、胃と腸をつなげたり、残ったすい臓と腸をつなげたり、大きく分けて4カ所もの再建が必要とのこと。
また、残ったすい臓はインスリンの他に「すい液」も作っている部分で、このすい液は体の中で作られる一番強い消化液。
体中に漏れてしまうと自分の体を溶かしてしまいます。万が一に備え、手術後でもこの辺の対処ができるようにしておくそうです。

メチャクチャ心配ですが、そこには何人もの医者や看護士さんが関わり、手を尽くしてくれます。
私のできることは手術前後に会って話をすること。手術中に近くで待ってることぐらい・・・。


正直、手術の4日前の入院は流石に早すぎると思っていましたが、手術前検査で、なぜか肝臓の数値が悪いことが判明しました。
検査の結果、炎症がおきているとのことで、今は抗生物質投与での治療中です。
全然早くなかった(;^_^A
ということで、まだ手術できるかもわからない状態です。