徒然なるままお散歩日記(仮)

仕事を辞めてIターン。母との散歩が日課の男の日記です(;^_^A

ERCP検査

母が入院して30日目。

転院前に院内感染したインフルエンザが治り、先週からやっとまともに面会できるようになりました。
一応、許可証を持った人限定で、休憩室で30分までという制約はありますが、治療に支障のない範囲なら自由な感じ。
これだけでも転院してよかったです。

そしてやっと検査と治療も始まりました。
正直、これまでの3週間はなんだったんだという気持ちもありますが、当初はブドウ糖の点滴がなかったら危なかったわけですし、それなりに悪いところもわかってきたわけで、感謝しないといけないですねm(__)m
インフルは事故だし。

母がこの1週間で行った様々な検査の中、特徴的だったのが、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)という検査。
口から胃カメラ的なものを入れ、胃の奥の十二指腸から胆管を経て、検査のためのすい臓の組織を取ってくることができるんだそうです。
大腸検査でポリープが見つかったらその場で切除できるみたいなイメージですかね。

当初はこの検査で腫瘍のせいで悪くなってしまった胆汁の流れを戻し、あわよくば、すい臓の組織を取得してガンかどうかの判定を行うという計画でしたが、一度目の検査は失敗・・・。

「え、検査に失敗とかあるの?」と思ってしまいましたが、まあ、よっぽど大変なんですね。
幸い2度目に成功し、胆管に管を入れて胆汁が流れるようになったおかげで、黄疸が大分治ってきました。血糖値も順調に回復傾向でそろそろ退院できそうな感じです。

それはとてもとてもうれしいのですが、この後、ERCPの三回目の検査で、すい臓の組織を取得する検査を行ってガンかどうかを確定させるとのこと。
「え、それまだだったんだ・・・」と思ってしまったのをそっと飲み込み、できることならなるべく軽い病気であってほしいと願うばかりです。