徒然なるままお散歩日記(仮)

仕事を辞めてIターン。母との散歩が日課の男の日記です(;^_^A

お婆さんと衝撃事件

ひと月ほど前の話なのですが、近所を散歩していたら、とあるお婆さんに声をかけられました。

そのお婆さんのことは、以前に母から聞いていて、母が小学生の頃、既に学校の先生だったそうです。ということは、もう90歳は超えているはず。

たまに自宅の周りを杖をついて散歩しているのを見かけるのですが、この日は玄関の前でパイプ椅子に座って日向ぼっこしていました。

いつも通り、軽く挨拶して通り過ぎようとすると、「大変だったねぇ・・・。」と声をかけられました。
最初はボクではない誰かに話しかけているのだと思いましたが、周りを見回しても他に誰もいない。

改めて、お婆さんの方へ振り向いて見たものの、挨拶以外に交わした初めての言葉が「大変だったねぇ・・・。」なので、ボクの頭の中はハテナだらけです。
誰かと間違えられているか、普通にボケちゃっているのか、心配になりつつも、とりあえず話を聞いてみました。


そしてその内容が、思いの外・・・、衝撃だったんです(;^_^A

2日前に、お婆さんの家の目と鼻の先で、死亡事故があったとのこと。しかも焼死・・・。
田舎ではよく、自分の土地の枯葉や雑草を燃やすことがあるようなのですが、その際に服に燃え移ってしまい、大やけど。病院に運ばれたものの、そのまま亡くなってしまったんだとか・・・。
確かに、お婆さんの家のすぐ近くの空き地の一角が焼け焦げていて、花が添えられていました(・・;)

 

事件の日はパトカーとか救急車やらで大騒ぎだったそうで、ご近所のボクも知っていると思っていたための「大変だったねぇ・・・。」だったんですね。

誰かと共有したかった、そのお気持ちわかります。
とりあえず、お婆さんがお元気でよかったです。